2016/04/06 17:17

当初はTシャツにも直接絵の具で絵を描く手法にこだわっていました。
しかし、わたしにとって、重要なことは、だれかにわたしの作品を伝えるということであり、
形態は二の次。むしろ伝えるのに最適な形態を考えるべきだと思ったのです。

そして、近頃は、印刷作品もたくさん作っています。
より多くの人へ、その思いが共有できるというのも悪くはありません。
そういう意図の変化がありました。

ただ自分のなかでひっかかるのは、311震災後に気づいたことで、電気がなければ、印刷はできないということです。
それを考えてみたらやっぱりアナログでも描いていきたい。

アナログにはアナログのよさ、デジタルにはデジタルのよさがあります。
だから、二本柱で制作してゆこうと考えています。これからも。

最新作では、フルグラフィックTシャツで「仕事」という作品をグッズ化しています。

この作品は、

「わたしの仕事ですから 何を今更」


ということばの断片から発想いたしました。






何が表現されているのか、様々に想像してください。
わたしは、あえてこの作品がどのような意図だったかは、説明しないようにしています。
こういったものに詳しくないかたには難しいと思われるかもしれませんが、

さほど難しいことはありません。

「怖い」「面白い」「自分みたい」「仕事か、そういや仕事どうしよう・・・」などなど
どんなに漠然とした答えでもいいのです。もちろん、明確な答えなど見つからなくてもいいのです。

「こういう意図かな」「わからないな」と感じたこと、それがあなた自身の答えです。

どうぞ少しでも長い間、その答えを大事に見つめてみてください。




わたしの作るものは、他のお店では手に入らないタイプの様々な謎が埋め込まれたものとなっています。

受注生産、少数販売のため、一個あたりの金額が少々お高いかもしれません。
そのため、今のところは
実は、収入とよべるものはほとんどないぐらいの、ぎりぎりの値段をつけてさせていただいています。

これをお読みくださったことも何かのご縁だと感じています。

少しでも何かを感じとっていただけましたら
ぜひ一度お手にとってみてください。

そして自分なりの不思議な物語を見つけていただけると幸いです。

べろりんちょ。