2021/02/13 16:58

(幼稚園頃の作品)
もともと幼少期から絵を描くことは好きでしたが、はっきりとしているのは、小学校一年生の頃に当時の担任の先生に絵を褒められたのがきっかけです。
その当時、運動すれば鈍臭いとか計算をすれば遅いとか両親に言われたりしているようなところもあり、劣等感の強い子供でした。しかし当時の先生に「この子は才能がありますよ」と言われて両親も納得してその力を活かす事を伸ばしてくれました。

当時、子供時分には絵のコンクールに作品を出してもらって、それから嘘のように毎年賞を頂いていたりして、それが小さな自信にもなっていました。なかでもお話の絵のコンクールが得意で、お話があって場面を想像するというスタイルが、物語を感じさせたりするような作品が作りたいという今の私の発想の基盤になっているかもしれません。

(運良く金賞や教育長賞など、良い賞をいただくことが増え、このほかにも賞状や盾をいただいた。)
そのうちクラスでも絵を描くと上手いからとみんなが私に何かあると頼んでくれたりして、そうやって自分で居場所を作れるんだというささやかな経験をして、それがとても嬉しかったのを記憶しています。私が芸術の方面で生きて行くとう決心は早くて、一番最初を辿れば6歳、その頃からなんです。

(中学生〜高校生くらいの練習デッサンの山。久しぶりに子供の頃の作品を引っ張り出すと、自分でも忘れていた重い画用紙が大量に出てきた。)
中学校では美術部の部長もして、そのおかげで放課後は美術の先生に頼み込んで、普段の授業とは別にこっそりデッサンを教えてもらったりもしました。その時には既に芸大に通うという目標もありました。
高校も銅駝美術工芸高等学校という美術教育に特化した高校に通っていました。
高校ではデザイン科を専攻しましたが、ずっと美術とは深い繋がりです。

高校生の頃、自分の専攻適正を決めるために、洋画、日本画、彫刻、漆芸、服飾、陶芸、デザインなどの基礎を一通り習ってから自分の専攻を決める制度がありました。
上の写真は、油絵の授業で初めて描いた油絵です。
当時学校教育でよく使われるアクリル絵の具より扱いにくく、自分には不向きだと挫折したのを覚えています。
油絵は専攻しなかったのですが、今となればもう少し努力して学んでいればよかったのではないかと思います。
しかし、デザイン科で映像制作などを学び、当時、演劇にも興味があり、演劇部でお芝居もしていました。
色んなことがとにかく面白そうで、多ジャンルを行き来して創作するスタイルの軸を持つきっかけは、この頃に築かれました。
私には全ての分野が等しく魅力的で、それぞれの技術は違えど、何かを表現する時の力になるように思え、未だに出来ることは全てやってしまいたく、様々な分野に挑戦する意欲の基礎になっています。